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あら川の桃について


あら川の桃、あらかわの桃(2級品)は和歌山県紀の川市桃山町内の限られた地区(安楽川地区)で作られた桃のことを指します。

紀の川市桃山町以外の町で作られた桃は紀ノ川桃、きのさとの桃や和歌山県産桃などの表記で売られています。

あら川の桃、あらかわの桃は登録商標であり、表示可能な農家、地域が明確に決まっています。

農家直売で本物のあら川の桃を食べたい場合はあら川の桃振興協議会のHPに載っている農家から購入して下さい。それ以外は偽物です。
原則この表記の無い桃はあら川の桃ではないと思います。
また、荒川の桃、安楽川の桃は登録されていません。


安楽川地区での桃栽培は、江戸時代(1782年)にとある農家が桃を植えたことが始まりとされています。安楽川地区の周辺の特徴は排水性の高い砂質土、紀の川の恵まれた水源と温暖な気候です。この栽培条件に適している作物の一つが桃であったことから栽培が始まります。
明治時代の頃には優良品種の開発と栽培技術の向上によって高品質な「あら川の桃」として和歌山の市場を中心に大々的に全国に販売されていました。

このように桃山町での桃つくりの歴史は深く、高度なものとなっています。
実は関西地区では岡山を凌ぎ、生産高は全国で5位となっています。

大阪出身の私も昔は桃と言えば岡山のイメージでしたが(^-^;)



あら川の桃の特徴としては、少量を丁寧に(袋がけ、間引き、剪定など手間を惜しまず)生産しているので、
糖度や品質を高く維持しているところです。

剪定の様子
(カメラを向けられるとにやけます。)
また、大阪に近いという立地の良さも相まって全国的に販売されています。
全国生産量5位であるにも関わらず、あまり知名度がないのはPRが下手だからとよく言われます。和歌山は果物がありすぎて中途半端になっているのでは?と農家の間では話しています。

当園の桃の購入はコチラ

桃山町では新規就農者を随時募集しています。新規就農希望者はJA紀の里や那賀振興局、紀の川市役所にお問い合わせ下さい。秋〜冬の農閑期には当園に来ていただき、相談なども受け付けていますのでお気軽にメール下さい(^o^)

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